四海の外に遊ぶ

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海からやってきた予言者

まだまだ感染症禍は治まりそうにない今日この頃ですね…



上の投稿に写っている絵↓
amabie.jpg

アマビエ/アマビコ解釈いろいろ 魚類っぽい顔にしたい
洋の東西を問わず、海に住むものや魚が予知能力を持つと考えられていたのはおもしろいですね。
なんとなくアマビコは西洋のシービショップと近い種の幻獣のような気がしています。
ヒコは男子の美称なので、アマビコ=海彦を意訳すれば海坊主ともいえそう。

オニロポーロス



前回の記事に載せていたラフをもとにした絵が完成しました。
Illustrationページも更新しています。
今回初めてキャンバスにアクリル絵の具で描いてみたら、紙に塗るよりノリや発色がよく感じて快適でした。
P20号と大きめなので、今後何かの展覧会に出品しようと考えています。

これからこの絵を皮切りに、回顧をテーマにした大きめの絵を連作としていくつか制作していくつもりです。
突如現れた新型感染症の影響もあり、生き残っていた好きなもの懐かしいものが想定外の早さで消えていってしまうのを恐れています。
消えるより先に描き残しておきたい。今年は精力的に絵を描いてみたいと思います。

おそらく禊のようなもの


去年からずっと大きめの絵が描きたいと思いながらも、描きたい題材やテーマが思いつかずにくすぶる状態が続いていたのが、先日のある個人的なできごとをきっかけに、ようやくはっきりとそれが見えたような気がする。
飛竜ヴィアトルを主人公にした絵は、時代の特定がない漠然とした諸行無常感を背景としているが、今描きたいと思ったのはそれよりもだいぶ私的な、自分が生きてきた短い時代の流れの中で消えていこうとしているものへの思い出だった。
今年は自分にとっての子供時代の記憶のよすがや好きなものが複数消えたり、お世話になった人々が去っていくことがすでにわかっている。そこに予期しない別れの知らせが加わったことが自覚の引き金になったらしい。
消えて二度と思い出せなくなる前に、今の感情を反映した絵を描くことで保存しておかなくては。

最近よく作業BGMとして、VaporwaveやSynthwaveと呼ばれるジャンルの音楽を聴いている。
特に80年〜90年代生まれの人にとっては耳にするとなんともいえず懐かしい感覚を思い起こさせるジャンルのようで、自分もその内のひとりだったようだ。
Googleで画像イメージを表示すると、チープなローポリのCG、ネオンカラー、リゾート、楽観的な未来への希望の象徴などなど、確かにあの頃を思わせて懐かしい。テーマパークや豪華な建築が数多くあったバブル時代の勢い、インターネット黎明期の探検感。
そのVaporwaveのアイコンの中に含まれるヤシの木や水色の室内プールを目にしたことで、これもまた去年あたりから育っていた謎の「華やかなりしあの頃の室内プールを探して巡りたい」という欲求が、今こそ実現しなくてはならないものとして迫ってきた。
子供の頃によく行っていた、大型商業複合施設だった今はなきホテルのプールを、なぜか今また見たくて仕方がない。それも当時は跡形もなくなるとは思ってもいなかったため、写真も少ししか残っていないのだ。
自分にとって大空間の室内にあるプールは、子供時代の記憶であるとともに遺跡や神殿、アトランティスを連想させるものである。懐かしいものとの別れをひかえて巡礼に行きたくなっているのかもしれない。
色々調べて、雰囲気や照明、空間の構成が似ている場所を見つけることができたので、近いうちに行ってみたいと考えている。
それが実現できたら何かが見える気がしている。根拠はないけれども。

新年とともに/展示のお知らせ

berries.jpg

サボテンの実とナツメヤシの実

明けましておめでとうございます。
前々から何かSNSのひとつでもやっておくべきかと思っていたので、新年を機にInstagramを始めてみました。

Pennula Branch

とりあえず、更新頻度高めを目指してみます。
しばらくは本部サイトに載せている絵を上げることが多いと思いますが、そのうちそれ以外の写真や二次創作物なども上げていってみようかなと考えています。
2020年もどうぞよろしくお願いいたします。


展示のお知らせです。
2020年1月15日〜26日に徳島県立近代美術館で行われるチャレンジとくしま芸術祭2020に参加します。
展示スペース「て」の工藤遥になります。
展示を予定している作品は以下…

ct1.jpg
エオリアンハープ風見竜の「AriaⅡ」を中心として
ct2.jpg
他、イラスト原画、銅版画、フィギュア数点を予定しています。
画像に含まれないものも増えているかもしれません。

「AriaⅡ」を出すのは2015年の学内展示以来で、公の場に展示するのはこれが初めてです。
運搬取り扱いが難しいこともありなかなか展示に出せないため、今後披露できる機会はあるかどうかもわからない作品です。
お近くにお住まいの方がいらっしゃいましたら、ぜひご覧いただければ幸いです。

花咲ける庭

via.jpg

Illustrationsページに追加した「花咲ける庭」は、P3号のパネルに直にアクリル絵具で描きました。
ポンペイ遺跡の黄金の腕輪の家の壁画が好きで似せたかったのですが、あの経年による味のある色調やフレスコ画ならではの質感を再現することはとてもできませんでした…。
フレスコ画…興味はあっても敷居が高くて、習う機会はなかなかないだろうなぁ。