長いようで短い5日間の個展が昨日で終了しました。
今まで学内や地元での展示にぽつぽつと参加はしていたものの個展というのは初の試み、手落ちも多々あったかもしれませんが、ご来場いただきまして誠にありがとうございました。
1年前に会場を予約してからここ数ヶ月はこれを無事に開催できるかどうかずっと気掛かりな日々を過ごしていましたが、作品備品の搬出も終えてようやく一息つくことができたように思います。
また後々きちんとした振り返りの記事を書き残しておこうと思っていますが、ひとまず今の記録をメモしておきます。

壁面詰め詰めになってしまった展示でしたが、入ってすぐのこの眺めがわくわくするとのお言葉をよくいただけて嬉しかったです。

壁の絵の並びは『幻獣図鑑』のページ順に対応していました。
絵をご覧いただいた後に本を手に取るという流れが自然にできていて、幸いわかりやすい導入になっていたのかなと思いました。

引用図版の事情で販売ができない『幻獣図鑑』もこの機会にご覧いただけてよかったです。
お掛けになってじっくり読んでくださる方も多くて幸いでした。

数年前の作品ばかりだけではなと思って描いてみていた新作の絵でしたが、描き方や画風を微妙に変えたそれぞれに嬉しいお言葉をいただけ、わずかながらでも今回持ってくることができてよかったと思いました。

今回はスケジュールの都合からこの奥のスペースで待機しつつ仕事などしてしまっておりましたが、できれば表で公開制作とかしてみたかったな〜と思っています…またの機会に…!

平日は良かったのに週末の天気が悪めで土曜日が雨、日曜日は晴れかと思いきや突発的に雷雨や雹が降ったりの龍でも通り過ぎたのかというような妙な天候だったのですが、それでもご来場いただけたことに感謝です…。

ギャラリーのオーナー様には細やかなご連絡のやりとりやご対応、様々なアドバイスをいただいてご親切に感謝するばかりでした。おかげで安心して開催に臨むことができました。
また来年4月にもこちらの
Gallery子の星での個展を計画しておりますので、今回都合が合わず見送ったという方もぜひお越しいただければ幸いです。

駆けつけてくれた旧友・戦友・親戚、各方面でお世話になった方々、興味を持ってご来場くださった方々、お祝いのお言葉をくださった方々、わざわざ見に来て搬出も手伝ってくれた両親も、どうもありがとうございました。
新しい出会いもあり、個展を機になかなか会えなかった人たちに会えただけでも、大変だったけどああやっぱりやってみてよかった!と思えました。ありがたいとかもったいないとか恐れ多いとか、日本語にはポジティブに感謝を表す言葉が少なくて感じている気持ちをうまく伝えることができずもどかしい思いです。
キャリー引きつつ歩いた帰り道、私は自分のしたいことしかしてこなかった身勝手な人間なのにこんなに温かいお言葉ばかりいただいていて良いのだろうか…といういつも心にある思いをいろいろ考えながら消化していました。
性格的に自分を全肯定することは一生できないだろうけど、応援してくださった方々の存在はいつも忘れずにいたいと改めて思いました。
これを機会にもっとこのサイトとともに、SNSへの苦手意識からチェックを怠りがちなInstagramもきちんと更新していきたいと思います。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
4/19 追記:
こちらの記事にコメントいただきましてどうもありがとうございました…!
どうお返事お伝えしようと考えていたのですが、コメント欄に続けて返信させていただくことにしました。
もしお気づきでしたらご覧いただければ幸いです!