四海の外に遊ぶ

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2024年元旦

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Gallery - Illustrationsに上の絵を追加しました。
幻影

今年は辰年ということで描こうと思えばよく見るような東洋龍を描くこともできたのですが、用途のよくわからない枝角に髭と鱗と蛇腹を持ち不思議な力で空を飛ぶというあの生物が自創作世界に存在する姿が想像できず、けれども例年のように干支にちなんだ生物はちゃんと描きたい…と考えてモチーフに選んだのが、蜃気楼を作り出すという幻獣・蜃でした。

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竜の仲間であるという説と巨大な蛤という説が入り混じっていますがその性質から竜と解釈し、貝のような殻を背負った姿としてみました。
普段はじっとしているこの生物が動き出すときに発生する蜃気楼に映った姿が空を飛んでいるように見える…ということにしています。
参考↓

イギリス沖に「空飛ぶ船」が出現⁈ モノが浮いて見える「上位蜃気楼」の仕組みとは




明けましておめでとうございます。筆不精すぎて久しぶりの浮上の機会が新年の挨拶になってしまいました、反省…。
2023年は自分にとっては変化の年でした。初の個展を開いたことや新しい仕事が加わったことなどをきっかけに暮らしにも少なからぬ変化があり、こわごわながらも今では未知の領域への挑戦を楽しむ余裕も少しは生まれてきたように感じています。
新しい生活様式にも慣れてきたことだししばらくはこの調子で暮らしていければ良いな…と思っていたのですがそうもいかない事情ができ近いうちに引っ越すことになったりで、今年もさらなる変化にうまく対応していかねばならない流れになりそうです。
4月には再び、昨年と同じくギャラリー子の星様での個展を予定しているため、こちらの準備も進めていきます。
連絡事項が多くなりそうですが、諸々の詳しい情報については追ってそれぞれお知らせしていきたいと思います。そのためにも今年こそは最低月一度の更新を忘れないように心がけたい…!
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

お仕事に関してお知らせ

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このたび開志専門職大学 アニメ・マンガ学部の非常勤講師に就任いたしました。
正式に契約書を提出するまではと控えておりましたが、20日に手続きも済んだということでのご報告です。緊張しながらも先生方のサポートを頂きつつ21日に初回の授業を終えてきました。
4月にこのお話を頂いてから、正直なところこんなキャリアも浅い若輩者に務まるはずがない…と考え慎重めなお返事を繰り返していました。それでも長年在籍していたほど大学という環境が好きでもあり、大学や企業にいる間に学んだことをプロを目指す人のために具体的に役立てる機会になるならば…という思いはあったこと、打ち合わせのために学校に伺った際に教職員の方々にとても温かく迎えていただいたことなどから、とりあえず飛び込んでみようと思った次第でした。
こんな後ろ向きな自分に辛抱強くご相談くださった関係者の皆様には深くお礼申し上げます。

今は課題に沿って作品制作を行う実践的な授業を担当させていただいておりますが、人に教えられるだけの知識技術レベルを保つためにも諸々について勉強し続けなければと身が引き締まる思いです…。
学部の専門であるアニメや映画・漫画・ゲームに関しても興味のあるジャンルにしか触れてきておらず、有名作品であっても知らないままのものも多いため、こちらに関しても時間を見つけて履修していく必要が出てきました。加えて文化史・美術史的な知識も恥ずかしくない程度には身につけておかなければですね…。
でもこうした知識は仕事や作品制作にも必ず役立つため、引き続き頂いているデザイン・イラストの仕事と先生業と自主制作を両立・昇華させていけたらいいなと思っています。

そしてこちらで書いても仕方がない気がしますが、大学での業務の関係で毎週木・金曜日に作業時間をとりづらくなることから、スケジュールの関係でお断りするご依頼も出てくるかもしれません。暫定で来年1月末まで連続で授業を担当させていただくことになっております。
通勤時間が結構長く(現状片道4時間)、まだ今後の生活環境がどうなるかわからないところも多いため探り探りになりますが、なるべく双方のお仕事に影響が出ないよう調整していきたいと考えておりますのでよろしくお願いいたします。
しかしやっぱりこういうお知らせは自主制作作品発表用の個人サイトではなく商業的な窓口サイトで出すべきですよね…別にそういうサイトも作っておくべきかどうか?
普段フリーランスで承っているデザイン・イラストの仕事は企業様からの版権ものにまつわるご依頼が大半であるため、権利の関係で実績・サンプルとして公表できるものがほとんどないということもあり見送っていましたが、もしも必要がありそうであれば検討してみようかと思います…。

更新が少なすぎて毎度毎度が唐突な近況報告になってしまっておりますが、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

岡山旅行メモ 【後半】

【前半はこちら】

岡山旅行2日目、7月17日
まずは吉備津神社に参拝しました

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蝉がよく鳴いています

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御祭神は桃太郎のモデルといわれる大吉備津彦命 梁塵秘抄の字にオッとなる

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神職の職員がかなり募集されていたのが珍しく印象深かった 雅楽とか習えるなら習ってみたいですね〜

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回廊の眺めが清々しい感じ

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由緒ある神社に行くとよく神託感覚でおみくじを引くのですが応援されてるようで嬉しかった

それからずっと山道を進んで吹屋ふるさと村へ

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幕末〜明治に伝統的な赤色塗料ベンガラの製造で栄えた街並み かなり山中なのに立派な建物が並んでいます
一通りの見学場所を巡ることに

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こういうガラス張りの縁側の角 良いですね

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この時代の邸宅には押入れと思った襖の向こうに急な階段があり秘密基地心が刺激される

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出た!明治時代の装飾フレーム これはアール・ヌーヴォー系

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旧吹屋小学校跡はきれいに整備再建されて立派だった イベント会場的に利用されているようです
なぜかポケモンGOのポケストップの巨大なオブジェが建っています レアポケモンでも出るのかな

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そして近々スプラトゥーン水鉄砲バトルが開催されるようでした 元気だな〜っ
でも小学校内に限らずふるさと村内自体にもエアコン設備が少ないのでなかなか体力回復が過酷そうです

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高梁市の等高線模型

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また出た装飾フレーム! 家紋派生とアール・ヌーヴォー系と

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眺めのいい校長室

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プールの跡に庭園っぽく白石を入れるアイディアがおもしろい

村からやや離れた資料館へ

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ベンガラの製造過程が詳しく解説されています とてつもない手間だった

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何度も粉末を漉しては挽くための水洗碾臼室

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酸を抜くための脱酸水槽室

最後に広兼邸を見学に行きました

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さらに標高の高い場所にありまるで城のよう 大庄屋だったそう

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撮影禁止だったので塀からの眺めを

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正面に見える天広神社は毎朝ここから拝むための広兼個人の神社だったそう…


写真ここまで この見学後帰途につきました
はからずも海に山にと夏を満喫するみたいな旅行になりました
写真の写りは涼しげなんですが暑かった〜 お出かけの際には日傘や帽子を忘れずに…

岡山旅行メモ 【前半】

7月16日から17日にかけて岡山へ旅行に行ってきていました。
もう何年も旅行ログのページを更新していなかったのですが、やはり書かないとどんどん忘れてしまうしせっかく撮った写真を現像もせず眠らせるだけなのももったいない気がするので機を見てまた追加していきたいと考えています。
ただあのページだけがレスポンシブ表示非対応のままであり、あえて古いhtml方式でページ追加するのもな…かといってこのfc2ブログも古くてあまり便利ではないし…
こことは別にWordPressを使用したサイトも運営しているのですがもうそちらが編集するの手軽で便利すぎて、部分的に移植しようかとも思ったりするもののただのアルバムの優先度は低く、どういう方法を取るかは未定です。
せめてもう少し見やすく編集もしやすいプラットフォームないかな〜とうっすら探していこうかと思います…


長くなったので前半後半に分けてまとめることに。まずは1日目、7月16日
もう何年ぶりかに瀬戸大橋を渡り、岡山県の宝伝港から犬島を訪れました

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日差しが強く夏真っ盛りという具合 さすが晴れの国

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犬島製錬所美術館の入り口

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館内は撮影禁止なので外観しか撮れていませんが建築含めておもしろい作品展示でした

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建物を出て遺跡のような屋外の順路を行く

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遺跡のようなというか実際遺跡ですね すごいスケールだった

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すでに熱中症気味で頭痛がしだしていたけど近くの古民家跡を使った作品展示に足を運ぶ

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学芸員課程の授業のスライドで見た記憶がある荒神明香氏の作品

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【※虫ご注意】クリックで表示
ふと見るとベニスズメの幼虫が一心不乱に食事していて可愛かった
母はワーム系の虫が視界を掠めるのさえ無理という人なのですが、人の心がなかった私は学校帰りにイモムシを拾ってきては成虫になるまで飼育しまくり おまけに時々うっかり室内に脱走させる悪魔のような子供でした(最悪)

それから本島に戻り牛窓へ

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オリーブ園からの眺め 瀬戸内らしい爽やかな光景
展望台内にある喫茶店のカタラーナというクリームブリュレのようなお菓子がおいしいです

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水面かと思ったら全部太陽電池 塩田跡を利用したすごい規模のメガソーラー

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身内がお薦めしていたホテルリマーニ ギリシャを意識した内装や料理がとても良でした

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コリント式円柱が並ぶ屋外プールの眺め

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良いー…

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良い
私はこれからこういう円柱・ヤシの木・プール・噴水・イルカ・丸い照明などがそろった景色を探して巡礼していきたいなと思っております
もしもこういったVaporwave / Dream poolっぽい要素を含む空間に心当たりがおありでしたらぜひ教えてください…

【後半に続く】

「特別展 恐竜図鑑」鑑賞

気づけばまたふた月もすっとばしてしまいました…。
5月の連休の頃のことなど書きたいと思っていたのですが身辺のことで急に大きな動きがあり、出張や打ち合わせなど色々やっている内にかなり時間が経ってしまっていました。それについては8月に入った頃にまたお知らせしようかと思っております。
連休期間についてもせっかく写真など撮っているので追い追い書いていこうと思っています。

それからこれも結構前のことになりますが、学位論文のpdfがウェブ公開されましたのでもし興味があればご覧ください。
まだあまり表に向けて語ったことがない自作品のテーマや制作意図などについて、2章と4章内で詳しく解説しております。
著作権の関係で巻末掲載の3章の図版が見られなくなっておりますが、引用情報を元に検索いただければ簡単にアクセスできるかと思います。
また論文という形式上、既存の作品への批判的な記述も所々ありますが、私が先人に対して敬意を持たず単にdisっているというわけではないことをご理解ください…何卒…!


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前置きが長くなりましたが、自分の描いているモチーフへの近さを感じこれはぜひチェックしておきたいと思っていた上野の森美術館の「特別展 恐竜図鑑」に足を運んできました。
テーマは時代と研究による恐竜の復元像の変遷ながら絵画として魅力的なものも多く、色合い・描写・筆使いなど、キャンバス画を描く際の参考にもなりました。
私はプロダクトデザイン専攻出身の身、絵の描き方は受験時代のデッサンぐらいでしか習ったことはなく、アクリル画というか絵の具を使った絵に関しては「この色でこう描いたらそれっぽく見えるような…!?」の積み重ねによる独学でしかないのですが、同じような表現手法の跡がいくつも見つかりあながち間違ってもいなかったんだなと安心したりもしました。

ほとんどの展示品が撮影可だったので好きな作品をいくつか…

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どことなく抒情的でvanitasを感じる

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これが一番好きかもしれない

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ゆるキャラみがある

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風景も色合いも美しいです

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巨大な絵の一部 良い夏雲

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かなり新しい上にすごい近所から出張していた

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ひと昔前の復元図像作品+おまけの現代作品ということで期待していた羽毛恐竜の姿はほとんど見かけず、従来のthe爬虫類的テクスチャーな図像ばかりだったのは個人的に残念でしたが、花鳥画・風景画が好きな方や子供時代に恐竜図鑑を読んでいた方は楽しめると思います。
私はインコやオウムやカラスのように賢く表情や情緒の豊かな、ハリウッド映画の呪いから解き放たれた爬虫類型鳥類としての恐竜像が世に出ることを今か今かと待っています(それこそ自分で表現すべきことでは…!?)


さて、いま部屋は大学の持ち場から引き上げた道具素材やら機材やら個展の展示物材料諸々で混沌としており、仕事するにも生活するにもとても非効率なため切実に引っ越しがしたい…
というかもうする予定ではいるのですがそれが可能になるのは11月以降となり、当面はこのまま過ごすしかありません。
そんな中で絵を描くときには都度床に道具を広げてやるしかないため非常に億劫なのですが、今回の鑑賞で創作意欲をもらえたしまた来年の個展のためにも増やしていこうと思います。
何よりここの更新頻度ももう少しどうにかすべき…。毎回情報詰め込もうとしすぎて準備の手間に手が遠のくのが原因ですね…内容薄くても更新多い方が見てる側は楽しいものですよね…
頑張ります、また近いうちに…!